映画「LOOK BACK」を観た感想(ネタバレなし)

しあわせタイム

近くの映画館で1週間限定公開される熱い映画があると聞き、早速行ってきました!
タイトルにある「LOOK BACK」は、人気漫画家・藤本タツキさんの短編作品です。
藤本タツキさんといえば、「チェーンソーマン」で有名ですね!

ストーリーは、漫画へのひたむきな思いによって出会った2人の少女の姿と運命を描いています。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』や『借りぐらしのアリエッティ』に携わった押山清高さんが監督、脚本、キャラクターデザインを担当しているため、個人的にキャラクターの絶妙な表情や動き、アニメーション、背景の描写がとても印象的でした。

今、日本に住んでいないからこそ、いつも当たり前のように過ごしていた何気ない日常の景色が息をのむほど美しく、懐かしい気持ちになりました。原作はまだ未読なので比較はできませんが、特に印象に残ったシーンは、主人公がスキップしながら帰る場面と、電車の中での二人の会話です。また、音楽も素晴らしく、各シーンの雰囲気を一層引き立てていました。観終わった後には、自分の夢に向き合う勇気をもらえる作品です。

周りが何と言おうと、自分の好きなことを続けておけばよかったと後悔しました。しかし、看護師として働いたことに1ミリも後悔していません。人間何歳になっても何かを始めるのに遅すぎることはないし、情熱さえあれば夢はいつか必ず叶うと信じているので、これから自分の好きなことに全力で取り組んで、楽しんでいきたいと思いました。

また、天才は努力家と言われるように、何かで輝いている人は、裏で並々ならぬ努力をしていると感じます。努力することは簡単ではありませんが、努力は決して裏切らないと信じています。

さて、余談ですが、現在海外に住んでいる私が、映画が始まる前の広告が流れる時間のざわつきにやや不安を感じてしまいました。特に、私の後ろに座っていたグループの会話が大きく、「映画が始まったら静かにしてくれるだろうか。」と不安になりました。(周りがつい気になってしまう性格なもので。)

しかし、映画が始まると一気に静まり返り、ほっと一息ついて映画に集中することができました。しかし、映画の締めくくりのエンドロールでは、余韻に浸っていた私とは対照的に、周りの人たちは会話を始め、音楽が聞こえないほどのざわつきになっていました。最後の最後まで映画の時間を楽しみたいと思う人への配慮が欲しいなと思い、少し残念に感じました。

とはいえ、アニメは最高の作品で感動したので、ぜひまた見返したいです。そして、原作も読まなければなりませんね!

久しぶりの映画館で食べたポップコーンも美味しかったです。

家に帰ると、さっそく液晶タブレットを触る影響されやすい私。
さらには、押山清高さんの本、「押山式作画術」を迷わず購入しました。

これからもどんどん吸収していきたいと思います!

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